レコードの発達
1877年に発明王エジソンによって登場したレコードですが、その後どのような形で発展をしてきたのでしょうか。
ここでは、レコードの発達についてより詳しく見ていきたいと思います。
レコードの発達
発明王エジソンが蓄音器を発明したのは1877年。
その後1897年に、ベルリナーが円盤状のレコードを発明します。
音の記録を溝の深さの変化ではなく横振れにしたところがエジソンとは異なっていました。
この方式はLPレコードに至るまで、アナログ・レコードとして綿々と続いていきます。
表面素材にはシェラックが使われ、その後ビニール系が使われるようになりました。
ちなみにシェラックというのは貝殻虫の分泌物が主原料で、
表面が平滑に仕上がるので採用されましたが、ビニール系に比べれば針雑音が大きく、
また割れやすいという欠点をもっていたため、次第に姿を消していきます。
一方で録音に使われるマイクロホン、真空管アンプ、電流駆動のカッターのシステムは
1924年にベル研究所が開発し、1925年から27年頃には電気吹き込みが一般化しました。
再生器のほうも電気蓄音器、が出現してきます。
次の変革はテープレコーダーの開発です。ドイツが1935年に実用化、1943年には
世界初のステレオ録音まで行っています。戦後これを持ち帰った米国でも、1948年頃から
は一旦録音してから編集、補正などを加えてカッティングする手法が取り入れられ、
それまでの一発勝負のような録音から、より万全を期した録音ができるようになりました。
1948年に米コロムビア社から発売になった33⅓回転のLPレコードは片面で20分以上の
演奏ができ、雑音が少なく、丈夫になりました。そして1957年にはステレオ化。
音溝の両側面に、左右の音を独立して録音する方法で、45/45方式と呼ばれています。
このようにして、レコードは順調に発展していったわけですね。